台湾に行ってきました。

こんにちは、こどまっぷまみこです。 今回は同性婚についての法案が設立されて、 最近のパレードのニュースも記憶に新しい、台湾ですが、さとこと、台湾在住のこどまっぷメンバーひかると共に今回二つの団体に台湾の現状や団体の活動についてお話を伺ってきました。 

 一つ目はこどまっぷと似た活動をしている「台灣同志家庭權益促進會」。

 

 話の中でいちばんの驚いたのは、同性婚が成立した今でも、不妊治療などは、法律で男女の結婚したカップルに限られているということ。 日本では法律面での規制まではありませんが、台湾は規制があるため、子供がこれから産む、産んでもらうことによって欲しいカップルは、台湾国内ではできないということでした。 ただし、同性婚が成立したことで、カップルのうち、どちらかに血縁関係があれば、血縁関係がないパートナーも、結婚した異性カップルと同様に、子供の親になれるとのこと。 同性婚自体が追加項目として成立した法案であったため、細かい整備に関してこれからも団体としての働きかけをしていくとのことでした。

  

二つ目の団体は社團法人台灣同志諮詢熱線協會のパレードなどの運営も行っている団体。 もともとは、当事者や親向けへの電話ホットラインから始まった団体が、少しずつ、やることを広げて他の団体が一緒になったりしてできた団体でした。 スタッフの中でもレズビアン、トランス、HIV、パレード、電話相談など、それぞれの担当が分かれていて、それぞれが専属で業務に当たっているとのこと。

  

団体の始まりであった電話相談に関しては、ボランティアスタッフが電話に出ており、電話に出るためのトレーニングも行われている。電話のメインは相談相手に必要な人や団体とつなげることで、それぞれの居場所が見つかることで同じ方からの繰り返しの電話などはそこまでないとのことでした。

  

これは団体同士のつながりや、医療、福祉とのつながりがあるからできることだと感じました。 二つの団体とも印象的だったのは、団体の理念のもと理事や役員が変わるということ。又、専属のスタッフとたくさんのボランティアスタッフがいるということで、層の厚さを感じました。 政府からの助成金も出ており、社会のため、社会を変えるためにコミュニティに必要であるという意識の高さに身が引き締まる思いでした。 二つの団体とはできればイベントなども一緒にやりたいという話になり、嬉しい交流となりました! 色々と勉強になりました。 各団体の皆様ありがとうございました! 

  

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